大腸カメラ(大腸内視鏡検査)

大腸カメラ(大腸内視鏡検査)

大腸カメラ(大腸内視鏡検査)では、直径11mmの内視鏡を肛門から挿入し、大腸全体の粘膜を観察します。
大腸がんや大腸ポリープ、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)、過敏性腸症候群など、様々な疾患を早期に発見することができます。
必要に応じて、組織を採取し、病理細胞検査を行う生検を行うこともあります。
他のクリニックで発見したポリープを当院で切除するということも可能です。
鎮静剤を使用して、なるべく苦痛を抑えて検査いたしますので、検査をご希望の方は福山市御門町にある藤本外科・胃腸科・肛門科クリニックへご連絡ください。

このような症状・状態の方は
大腸カメラ(大腸内視鏡検査)を
おすすめします

このような症状・
状態はありませんか?

このような症状・状態の方は胃カメラ(胃内視鏡検査)をおすすめします

  • 腹痛
  • 腹部膨満感
  • 下痢・便秘(下痢と便秘を繰り返す)
  • 血便
  • 便が細い
  • 体重減少
  • 便潜血検査が陽性
  • 貧血
  • 大腸ポリープが見つかったことがある
  • 家族に大腸がんが見つかった人がいる
  • 40歳以上だが、今まで一度も大腸カメラ検査を受けたことがない

など

大腸カメラをご検討いただきたい方

3つ以上該当する方は要注意です!

  • 便秘がひどい
  • 細長い便が出る
  • 便に血が混じっている(血便)
  • 腹部の張り
  • 下痢・便秘
  • 大腸がんの家族歴がある
  • 痔が悪化した
  • 大腸カメラ検査や便潜血検査を受けたことがない
  • 肉中心の食生活を続けている
  • 肥満傾向にある方
  • 糖尿病の方
  • タバコを吸う方
  • 毎晩、晩酌をする方
  • 食欲不振
  • 体重減少
  • 腹部にしこりがある
  • 運動不足 など

大腸カメラ(大腸内視鏡検査)で
見つかる可能性のある疾患

  • 大腸がん
  • 大腸ポリープ
  • 潰瘍性大腸炎
  • 感染症腸炎
  • クローン病
  • 虚血性腸炎
  • 大腸憩室炎
  • ベーチェット病
  • 直腸カルチノイド
  • 大腸メラノーシス
  • 腸閉塞 など

当院の大腸カメラ
(大腸内視鏡検査)の特徴

大腸カメラ検査には、症状がある方ではその原因を調べて適切な治療を行えるようにする、ポリープやがんなどの治療が必要な病変を早期に発見して、適切な治療を行えるようにする、指摘されている病変に変化がないかを経過観察するなどの役割があります。
苦痛を抑える検査方法もありますので、お気軽にご相談ください。

1静脈麻酔を用いた苦痛を軽減した大腸カメラ(大腸内視鏡検査)

静脈麻酔を用いた苦痛を軽減した胃カメラ・大腸カメラ検査鎮痛剤(静脈麻酔)を使用することで、ほとんど眠っているのと同じような状態となるため、苦痛や恐怖心を緩和した状態で検査が受けられるようになります。
「大腸カメラ検査はつらい」というイメージがあり、検査が不安な方でも安心して受けられる体制を整えています。

2経験豊富で確かな技術がある医師による大腸カメラ(大腸内視鏡検査)で安心

経験豊富で確かな技術がある医師による大腸カメラ(大腸内視鏡検査)で安心経験豊富な医師が一貫して診察、検査、そして結果の説明を担当します。
患者の安心感を高めるために、理解しやすい言葉で説明するように心がけています。

3最新の内視鏡検査機器
(LASEREO 7000システム)
を導入

内視鏡システム当院では、大学病院レベルの検査が可能な新世代内視鏡システム『LASEREOレザリオ6000』を導入しています。
明るいレーザー光による観察が可能で、鮮明な画像を取得でき、微小な病変を発見しやすくなっています。
また、この内視鏡システムには画像強調観察が可能な高度な機能を搭載しているため、粘膜表面や毛細血管の構造などの微小な変化の発見も可能です。
こうした機能によって、早期がんの効率的な発見に繋げます。

4胃カメラ・大腸カメラ
同日検査が可能

当院では、胃カメラ・大腸カメラ検査を、同日中に行うことが可能です。
前日からの食事制限、麻酔・鎮静剤・鎮痛剤が1回で済み、通院回数も減らせます。
なお検査の精度については、別々に受けた場合と変わりませんのでご安心ください。

5大腸ポリープの切除も可能

大腸ポリープの切除も可能大腸がんの多くは、大腸ポリープががん化して発生します。
当院では、大腸カメラ検査で発見した大腸ポリープを、内視鏡で切除することが可能です。
また、他のクリニックで発見した大腸ポリープも当院で切除することも可能です。
ごく稀にポリープ切除部から出血する事もありますので、迅速に対応するため1泊入院していただきます。

6ストレッチャーの寝たままリラックスしてリカバリーへ移動

鎮痛剤を用いて、検査をした後はストレッチャーに寝たままの状態でリカバリールームまで移動して、お休みしていただくことが可能です。
鎮静剤から覚めるまで、ゆっくりとお休みください。

7土日の検査に対応

お仕事などで平日がお忙しい方のために、土曜日・日曜日も大腸カメラ検査を実施しております。
土曜日・日曜日の検査をご希望される方が多いため、お電話またはWEBからのご予約をおすすめします。

8感染対策の徹底

新型コロナウイルス感染症対策内視鏡とすべての器具は、厳しい条件下で滅菌・管理し、滅菌処理できないものは使い捨ての製品を使用するなど、徹底した感染防止対策を行っています。

9電話予約・WEB予約が可能

ご予約・ご来院お電話またはWEBからのご予約が可能です。
待ち時間を少なくするため、できる限りご予約して受診されることをおすすめします。

大腸カメラ(大腸内視鏡検査)
の流れ

Step.1ご予約

お電話またはWEBからのご予約が可能です。
スムーズな受診のため、ご予約の上、ご来院ください。

Step.2問診・診察

大腸カメラを行う前には、現在の症状や既往歴などをもとに問診や診察を行います。
検査前日に摂取していただく検査食と、下剤をお渡しします。

Step.3検査前日

検査前日は、消化の良い食べ物にする必要があります。
事前にお渡しした検査食を食べていただきます。
20時頃までに夕食を済ませ、それ以降は絶食でお願いします。
お茶やお水の摂取は可能です。

Step.4検査当日

引き続き、絶食をお願いします。
お茶やお水の摂取は可能です。

ご自宅での下剤服用の場合

ご自宅で下剤を服用される場合は、医師が指示した時間から下剤を服用してください。

当院での下剤服用の場合

クリニックまでの道中の便意が不安な方は、朝ご来院いただいて院内で下剤を服用していただき、午後から検査することも可能です。
医師が指示した時間に来院していただき、来院後、下剤を服用していただきます。

Step.5ご来院・大腸カメラ(大腸内視鏡検査)

来院後、準備が整い次第、大腸カメラ検査を行います。
ご希望の方は、鎮痛剤を使用します。
検査は5〜20分程度で終了します。

Step.6リカバリー室で安静

鎮痛剤を使用した方は、検査後、意識・足取りがしっかりするまで専用のリカバリースペースでおおむね2-3時間はゆっくりとお休みいただきます。

Step.7検査結果のご説明

検査後は、大腸カメラの画像を見ながら医師より検査結果の説明を行います。
丁寧にわかりやすく説明させていただきますが、ご不明な点があればお気軽にご相談ください。
生検を行った場合は、結果が出るまで1週間程度、お時間がかかります。

大腸カメラ(大腸内視鏡検査)の
注意事項

検査前日の注意事項

  • 夕食は20時頃までに消化の良いものをとっていただきます。以降検査まで絶食です
  • 検査までお水・お茶は飲んでいただいて構いません
  • 検査に備えて、前日は早めにお休みください
  • 風邪を引いている、熱がある、などの体調不良がある場合は、当日の朝、お知らせください。基本的に、そのような場合は、当日の内視鏡検査はおすすめしておりません
    など

検査後の注意事項

  • 鎮痛剤(静脈麻酔)での検査を受けている場合は、自覚していなくても、眠気が残っていたり、判断力が落ちていたりするため、当日は車・バイク等の運転はできません
  • 検査後、目が覚めていればすぐにでも飲食可能です。
  • 激しい運動は避け、入浴はシャワー程度に控えましょう
  • ポリープの切除・生検などを行った場合は、刺激物(辛い物・炭酸など)・アルコール・コーヒーなどは数日間避けてください
  • その他、検査時に医師から指示があった場合は、その指示に従ってください
  • 検査中に色素散布(主に青色)を行った場合、便が青くなる場合ございますが、体に影響はありませんので、ご安心ください
  • 服用中のお薬がある方は、お薬手帳またはお薬そのものをお持ちください
  • 検査当日は、身体を締め付ける服装、ベルトなどは避けてお越しください
  • 大腸ポリープ切除を行った場合は、3日間ほど、禁酒が必要です
  • 検査後、血液の混じった便が出た場合には、すぐに当院にご連絡ください

大腸カメラ(大腸内視鏡検査)の
費用の目安

1割負担 2割負担 3割負担
大腸カメラ検査 約2,500円 約5,000円 約7,500円
大腸カメラ検査+病理診断 約4,500円 約8,000円 約12,500円
  • 金額は目安です(再診料などを含む)
  • 鎮静剤の使用の有無、その他使用する薬の種類などにより、金額は変動します

お支払い方法について

現金で対応しております。
クレジットカード、アプリQRコード決済、電子決済は、只今準備中です。

大腸カメラ(大腸内視鏡検査)で
よくあるご質問

検査にはどのくらい時間がかかりますか?

検査は、特別な問題がなければ約5分から20分で完了します。 自宅で下剤を服用した場合、クリニックに滞在する時間は2時間から3時間です。 一方、クリニックで下剤を摂取する場合は、6時間から8時間程度必要となりますので、個室で過ごしていただけます。

モニターを見ながら検査を受けることはできますか?

鎮痛剤を使用した場合には、ほとんど眠った状態になるためモニターを見るのは難しいです。 鎮痛剤から覚めた後に、全ての内視鏡画像を一緒に見ていただきながら説明を行います。

便潜血検査で陽性でした。精密検査が必要ですか?

便潜血で陽性となった場合は、精密検査として必ず大腸カメラ検査を受けてください。 大腸がんの場合、便潜血が陽性と出ることがあります。 また、便潜血が陰性でも疾患が隠れている場合もありますので、特に40歳以上の方は、一度は大腸カメラ検査をおすすめします。

大腸ポリープを切除したほうがいいですか?

大腸がんの多くは大腸ポリープががん化して発生します。 そのため、がん化の可能性がある大腸ポリープを切除しておく必要があります。

大腸カメラ検査中にポリープがあった時は、その場で切除することができますか?

当院では正しい病状とリスクを理解していただくために、検査中に勝手にポリープ切除を行うことはありません。 大腸ポリープが見つかった場合には改めて切除の適応を説明し、1泊入院での切除に対応しております。

鎮痛剤を使って検査することはできますか?

当院では、鎮痛剤を使用した大腸カメラを行っています。 鎮痛剤を使用することで、検査時に痛みを伴うことがなく、ウトウトと眠っている間に検査を終えることが可能なので、初めて大腸カメラ検査を受けられる方も安心です。 ただし、鎮痛剤を活用する検査の場合、お車やバイクの運転はお控えいただいておりますので、あらかじめご了承ください。

初めて大腸カメラを受けるので不安です

当院の診察から検査、結果説明に至るまで、一連の流れをすべて専門医が責任を持って対応いたします。 初めて大腸カメラ検査を受けられる方も、過去に内視鏡検査を受けて苦い経験をされた方も、安心安全に検査を受けていただくことができます。 当院では苦痛を少なくするために、内服量の少ない下剤や、鎮痛剤の使用を取り入れております。

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