お尻/肛門が痛い・違和感

お尻/肛門がきゅーと痛い、突き上げられるような痛み、肛門の奥が痛い…

お尻がきゅーと痛い時、それはどんな病気が起きている時でしょうか?
きゅーと痛みを感じるのに、どこの部分が痛いのか説明しにくい場合もあります。
これらはどのような病気の時に起きるのか、以下にご説明します。

例えば排便時であってもなくても肛門の奥が痛くなる病気に「挙筋痛」や「肛門痛」といった病気があります。膿だまりや切れ痔、いぼ痔などの病気でないのに「肛門の奥が痛い」「突き上げられるような痛み」などを生じます。
骨盤に内臓を支える筋肉(挙筋)があり、これが痛みを持つのが原因です。普段は痛くなくても、1日のうち夕方に痛くなったり、運動すると痛くなったりします。
通常は薬の服用で治療を行います。

お尻/肛門の痛みは場所によって痛みの感じ方は異なります

お尻には痛みを感じる場所と感じない場所があります。
痛みを感じる場所は神経が通っているところで、腸と肛門の境界(歯状線)から外側にかけての部分です。
この部分に異常が生じると痛みを感じます。
お尻は座ったり、ちょっと体を動かしたりしただけでも力がかかりやすく、その都度痛みを感じます。
日常生活にも差し障りがありますので、そのような場合は当院にお問合せください。

このようなお尻/肛門の痛みはありませんか?

お尻に以下のような痛みを感じることはありませんか?

  • お尻がきゅーと痛い
  • お尻から突き上げられるような痛み
  • 肛門の奥が痛い(下腹部痛)
  • 排便時に痛みを感じる…出血も伴う場合もある
  • 出血はないが排便以外に鈍痛を感じる
  • 肛門付近が腫れていて痛みがある
  • 腫れはないが痛みがある など

お尻に上記のような痛みを感じる場合は、福山市御門町にある藤本外科胃腸科肛門科クリニックへご相談ください。

肛門痛の原因や疾患について

肛門痛とは

肛門痛とは、肛門をつかさどる神経(陰部神経)の知覚異常や、肛門の周囲の筋肉(挙筋)の異常な緊張によって、痛みが生じるものとされています。
痛みは一般にチクチクや、ズキズキ、ジーンとしたものになります。

腫れはないけど痛みがある時に考えられる疾患

見た目は腫れはないのに、排便時に痛む、いきむと肛門が痛む、長時間座っていると痛みを感じる、などといった場合には、以下の病気が考えられます。

切れ痔(裂肛)

切れ痔(裂肛)になったときは、出血がある場合でもない場合でも、痛みが続きます。
排便時だけではなく、その後も痛みは続きます。

痔ろう(あな痔)、肛門周囲膿瘍

痔ろうや肛門周囲膿瘍の場合、病気の初期や膿瘍が肛門から奥にできている場合には腫れがあまり目立たない事があります。
この場合、痛みのみを感じることがあります。

糞便梗塞(糞づまり)

直腸内に硬い便がつまる事によって、肛門痛や便が出ないといった症状が出ます。
適切な便秘の治療をする事が重要です。

腫れも痛みもある時に考えられる疾患

いぼ痔(外痔核)

いぼ痔(痔核)のうち、歯状線より外に血の塊(外痔核)ができることがあり、突然の痛みや腫れが出現します。
排便時以外に出血することもあります。

嵌頓(かんとん)痔核

いぼ痔(内痔核)のみ場合は、痛みがない事もありますが、いぼ痔が進行すると肛門外に脱出するようになります。
嵌頓痔核は、脱出した痔核が戻らなくなり血栓ができたもので、大きく腫れて激しい痛みを伴います。

痔ろう(あな痔)、肛門周囲膿瘍

肛門周囲膿瘍は進行すると腫れを伴い、痛みも増してきます。
痛みがあると、座るのに苦痛を感じたり、夜痛くて眠れないといったこともあります。

お尻/肛門の粉瘤

粉瘤とは皮膚の分泌物がたまって、しこりのようになるものを言います。
お尻に粉瘤ができると痛みが生じ、痔の場合と同様に座るのに苦痛を感じたりすることがあります。

お尻/肛門が痛い場合は当院へご相談ください

お尻や肛門が痛い場合は、何らかの病気の原因の可能性が高いと思われます。
病気を早期に発見し、適切な治療を受けるために、そのまま放っておかずに藤本外科胃腸科肛門科クリニックへご相談ください。
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